【専門商社】からメーカーへ転職して苦労したところと良くなったところ
おいっす。
メラモン(@meramoso)でっす。
ちなみに、このブログの名前は「メラモソ」です。どうでもいいですありがとうございます。
記念すべき4記事目は、自分が7年程勤めていた機械系の一部上場専門商社から精密機器を販売する一部上場メーカーへ転職した際に、転職して良かったところ、苦労したところなどを記事にしたいと思います。
転職をした理由については、記念すべき2記事目に投稿しております。
それではスタート!!
商社からメーカーに転職して苦労したところ
これは正直結構色々とあります。
以前いた企業より楽な仕事をしたいと思って転職を考えた部分がありましたので「こんなの聞いてないよ~」っていうところがあり、大変苦労しました。
①メーカーは社内での提出書類が多い
メーカーって書類がとても多いですよ!えっ?これするのにも必要なの?みたいな書類もちらほら。
いや、ちらほらどころではなかったですw
メーカーには販売店があることから(直販のみの企業もあると思いますが)、営業マンの個人の裁量では価格を決めることはできません。私がいたところは頑張っても定価ですw
例えば定価から90%までは課長決裁、80%までは所長決裁、70%までは部長決裁などのように、安く見積を提出しようと思えば思うほど書類が必要になり、各役職者に決裁されるまでの時間もかかりますし、なによりめんどくさい。
専門商社の「わかりました、じゃあこの値段でやりますよ」というノリで営業をすることはできません。
また、私が転職したメーカーは商品単体がそれなりの値段なので、商品を一つ販売するのにも3~10枚の書類が必要であったりと何をするにも書類が必要になるので、本当に最初は地獄でした。種類も多いので、全然覚えられなかったです。。
1枚1枚の書類の役割も意味もあまり理解できず、ただ記入漏れや、内容に気を付ける日々でした。
専門商社にいた際は、価格を下げることに特別な書類は必要ありませんでしたし、本当に簡単な書類しか作成したことがなかったので、私の不慣れな部分からとてもしんどく思いました。
専門商社って決裁の書類とか滅多にないですよね?
②個人の裁量が無い
ちょっと①とかぶってしまっていますが、文字通り最初は裁量が無く、何をするにしても誰かに承認を得られないと身動きができません。以前の商社が個人の裁量がでかすぎた為、ギャップに感じ堅苦しさを覚えました。
上にも書きましたが、値引きに対して裁量はほとんどありませんので、値引きするのにいちいち社内稟議が必要な点とかほんとにめんどくさいですw
営業ってスピード感重要だよ?何でこんな書類いっぱいあるんだよ?なんなのこれ?
慣れるまでは毎日これを考えていました。
③メーカー営業が難しいと思った
これはすごく思いましたね。
ただここの部分はメーカーの商材によりけりだと思います。
正直ね専門商社の営業なんて人間関係さえ構築できる能力があれば、営業力、訴求力、問題解決能力などのよく営業自己啓発本でみかけるスキルなんていうのは必要ないんですよ。
人間関係を構築する力を営業力っていうんやでw っていうのは置いておいて、本当に以前していた営業では人間関係さえ構築できれば、天下でした。
とはいえ、メーカーでも人間関係を構築することは非常に大事な部分ですが、それ以上にお客様の問題を把握して解決に導いていく提案が必要となってきます。
いわゆるソリューション営業です。
まぁそれを営業と呼ぶのだとは思いますが、専門商社ではどのくらいレスポンスよく対応できるかという部分が強かったので、ちゃんとした営業は初めてということもありとても苦戦していました。
この部分は販売する商品、業界内での企業の立ち位置に大きく左右されます。自分はその分野ではシェアNO,1のメーカー(商品力がある)でしたが、製品の単価が高く中長期的な営業だった為、苦手意識があったことが苦戦を加速させました。
メーカーのシェアや商品力でも営業の難易度は変わってきますので、就職、転職の際は念入りに確認しましょうね。
販売する商品、メーカーの立ち位置非常に大事です!
④商品知識
これもしんどかったですね。
先に言っておきますが、商社時代に扱ったことがある商品であればそこまで苦労しないと思います。
私の場合は人生で使ったことはあるけど、あまり関与したことが無い商品を販売しているメーカーに転職したので商品知識を脳みそに刻みつけるのに苦労しました。
業務に馴染めるのかが決まってくるので、できる限り知っている商品を扱っているメーカーがおすすめです。
特に商社時代「商品のこと聞かれたら全部メーカーに投げちゃおう」というスタイルだった方は同じように苦労すると思いますw
苦労したところは以上ですね。飲み会は商社もメーカーも同じくらいの頻度でしたので、あまり苦労はしなかったですw
それでは次は良くなったところ、スタート!
商社からメーカーに転職して良くなったところ
私の場合は年収、福利厚生を求めて転職したので、待遇面はとても良くなりました。
①給与面
専門商社は一部を除くと、平均年収はとても低いです。
私が以前勤めていた企業も、一部上場はしているのですが、とても年収が低かったです。平均年収500万ないくらいでした。残業代についてもほとんど支給がなく、ボーナスも少ないので非常に不満のあるところでした。
メーカーに転職してからは初年度から前職以上の給与をもらっていますし、平均年収もほとんどの企業が480万以上はでております。
人生は長いですし、お金は少しでも多くもらえるものならもらいたいですからねw
ちなみにこちらの記事で年収公開していますw
②有給が使える
専門商社は揃って有給が消化しにくい企業しかありません。みんな働きすぎぃ。
ちなみに、世界30か国の有給消化ランキング最下位は日本みたいです。。。
専門商社に勤めていたときも、ゴールデンウィークはメーカーに電話しても休みになっている企業が多く、非常にうらやましく感じていたところでした。
7年間勤めて、ウソの冠婚葬祭を理由に2~3回くらいしか休んだことがなく、正面突破で有給を取得したことは1度もありません。(消化ゼロの人もいっぱいいました)
当然メーカーでも休みにくい雰囲気はありますが、この期間内に〇日は消化しろなど、有給をとりやすくする動きもあるので、とても良くなったところです。
こんな感じですかね。
良くなったところが福利厚生しかないのは、現在私は今回の転職を失敗と考えており、この会社に入社してよかった~って思ってないからだと思います。
失敗理由についても詳しく記事にしていきたいと思うので、そのときやることが何一つなくて暇だったらでいいので読んでくださいw
自分はここで転職決まりました
何社かエージェントに登録しましたが、最終的にDODAを通して転職活動を終わらせることができました。
最後に
この記事を見ていただいている方は転職を検討中の方だと思います。自分は初めての転職にはだいぶエネルギーを使いました。
書類かけねーw
面接対策?w
時間ないっすよw
みたいに、なかなか時間がとれないなかだったので、スケジュールがぱんぱんになったりと、なかなかしんどかったです。
いつかは転職したい、今すぐにでも転職したい、理由は様々かと思いますが、どちらの場合でもいつでも転職が出来るように準備だけはしておくことをおすすめします。
自分が転職した際に、おすすめできる転職サイトを比較した記事がありますので、下準備の参考になれば幸いです。
最後の最後に
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