【未経験で経営コンサル】に転職した動機や苦労したこと、良かったところ
おいっす!
メラモン(@meramoso)でっす。
転職には人の数だけ、理由があると思います。私は過去に2回転職をした経験があることから、転職について相談を受けることが多くなりました。
そこで、今回はエステサロン勤務から未経験で経営コンサルティング業に転職した、友人(Mさん)の転職経験談となっております。転職の動機、未経験でコンサルティング業へ転職して苦労した点、転職して良かった点を書いております。
・経営コンサルに転職してみたいな
・エステサロン勤務から転職したい
という方には少しは参考になる記事かなと思います。いや、参考になれるように書いていきますw
それではいってみましょう!
- 経営コンサルタントへ転職を考えた動機は
- 人事評価制度が整っていなかったから転職を決意
- 未経験で経営コンサルティング業へ転職して苦労したところ
- コンサルティング業へ転職して良かったところ
- 転職に使ったサービス
- まとめ
経営コンサルタントへ転職を考えた動機は
前職は、大手トータルエステティックサロンで働いておりました。施術の提供や商品の販売、メイクアップサービスなどが主な業務です。
転職を考え始めたのは、エステティックサロンで働き始めて1年が経過したころでした。私はCtoC営業は得意としており、営業成績が毎月好調で全国何千人といるスタッフの中でも常に売上ランキングで1位で、指名数もトップでした。
そんなすごかったんだねw
トップという結果に不満足はしていませんでしたが、ある時自分が売上をあげるマシーン(ロボット)のように思えてきたのです。
僕も営業マン時代は同じことを思ってなぁ
いわゆる、ちやほや持ち上げるという上司の育成方法に不満足でしたし、何より事業の方針、店舗の収支については何も把握・共有もなく、まさに「現場」業でした。
そのあたりから、転職について考えるようになりました。
人事評価制度が整っていなかったから転職を決意
会社として圧倒的な人事評価制度の未熟さ、上司の知的経験不足もあり様々な方法で改善提案を行いましたが、話の土台に上がらない組織体制だったのです。
そのときに、好きな事とできる事、向いている事すべての合致が難しいことがわかりました。
自分も転職を悩んだときよく考えていました。みんな考えることは同じなんですねw
広い視野でみて、市場を調べてみても同じの傾向にあったので、美容業の現場に携わる仕事は好きで向いていると自負していたのですが、現場の仕事が向いていない=辞めようと思い転職にいたりました。
好きなことを仕事にするのは難しいっては良く言われていますよね。 ちょうど過去に似た内容の記事を書いたのでよかったら一緒に読んでください。
未経験で経営コンサルティング業へ転職して苦労したところ
違う業界へ未経験で転職すると、かならず最初は苦労しますよね。会社の規則も違う、業務も違う、人も違うのでまるで違う国へ引っ越すのと同じレベルではないでしょうか。
Mさんが実際に苦労したところを重点的に聞いてみました。
経営者との年齢のミスマッチなど人に苦労
まず、コンサルティング業には色々なポジショニングがあります。私の場合は、対象が企業の経営者です。
人に苦労するというのは、経営者の数に限りがあるという点、経営者のレベルが様々な点、経営者の年齢が自分とミスマッチな点です。
私は一番最後に記載を致しました経営者の年齢が自分とミスマッチというところで一番苦労をしています。
物事をできる方向に導く仕事ですが、日本の経営者の多くは男性であり、年々、年齢が高齢化していることから若者を毛嫌いする思考が見受けられます。
実際に名前をメールで名乗りアポイントを取りお会いした際には、名前が若かったから読んでみた。といかにもからかわれた経験もあります。
経営者って変わった人が多そうってイメージがありますねw
上記は決して嫌なことではありませんでしたが、こういう暇な経営者もいるものかと思いましたね。
業界が違うので知識不足
当たり前ですが、コンサルティング業は知識商売です。教科書的な勉強では決して回避できないのです。
お恥ずかしい話、これまで私はまったく学業ができませんでした。
学生の時、勉強をする意味、意義を理解できなかったから、反発心で勉強をあまりしてこなかったのです。でも学業ができないことと仕事ができないことは別ですし、むしろ社会に出てからのほうが勉強し続ける物だと思います。
ようやく勉強の意義がわかりましたが、仕事で知識を得るのは簡単ではありませんでした。自分よりはるかに経験もあり、実務能力も高い人達と、同じ土台で会話ができるにはほど遠く、今でもなお苦労しています。今後も勉強し続ける精神がある限りはずっと苦労しそうです。
知識を1から積み上げていかなければならないのは、別職種へ転職する際に必ず苦労するところですね
出社が自由なのでセルフマネジメントに苦労
一般企業のように、出退勤の時間規制がありません。これは良い面のほうが多いですが向き不向きもあります。
自分の裁量を自分で決めることができる分、余計な業務(特に大企業であればあるほど、実は無駄な業務を大人数でおこない、仕事をしている感がでてしまうトリックがあります)がないので、自分の裁量でおこなった仕事がそのまま実績に反映されます。
これまでは、企業に勤め、与えられた仕事を与えられた方法で遂行していくことがいわば普通でしたが、人に与えられた仕事をおこなうことほど楽なものはないな。と実感しているところです。
ゆえに(今は期間と共に慣れましたが)セルフマネジメントに苦労したのは、転職後初期の1ヵ月間程度です。
僕も現在の職場は時間規制が無いので、最初はそういうワークライフに憧れていましたが、モチベーションを常に高めなければいけないという難しさを感じましたね
コンサルティング業へ転職して良かったところ
転職後には入社当初は苦労するところは多々あったようですが、転職して良かったところもしっかり聞いてみたいと思います。
仕事への責任感が感じられるようになった
これまでの仕事の仕方から一変した事もあり、客観的に物事を見れるようになりました。
それは、イチ企業に勤め続けているとわからなかったな、と思います。(勤め続けているのもひとつの能力ですが)
今は、自分の裁量で仕事ができるのでその分成績も責任も伴います。
しかし、ひとつの企業に勤め続けていると、なかば宗教に近い環境に慣れてしまう怖さがあります。宗教という表現はもしかしたら悪い表現かもしれませんが。
私は何か業務をするごとに上司に確認をする、承認を得る、稟議書を書く、会議に出る、これが仕事で1日が終わってしまったり、暗黙の了解で組織が生成されていく、昇給も先に入社した人からのような独特の気質があるのが当たり前だったと思います。
現代は、働き方にも様々な選択肢があるので自ら行動し、成果を上げていけるような
スピード感のある日々が、責任感として積み重なっているのだと思います。
その点では、転職してよくなったところだと痛感しています。
目的をもって勉強をするようになった
これまでも本は読むようにしていましたが、転職してからは目的を持って本を読むようになりました。
上司から勧められた本を読むのではなく、転職後のクライアントが執筆している本を読んだり、仕事に深く関わる内容の本を数種類購入し、読み比べることが多くなりました。
これは文脈からも相手の思考が読み取れるので、本を読む目的が「上司に勧められて」ではなくなったので自分のためになっています。
現在はスマートフォンでも書籍が購入できてどこでも手軽に読むことができるので便利です。
当たり前のことですが、営業先の相手を知る手段として本を読むということがこれまでできていなかったのですが、自らできるようになったのです。
コンサルティング業に転職したからという理由もありますが、営業先がこれまでのエステティックサロンの女性かつ消費者から、企業の経営者(概ね男性)に大きく変わったことが非常に大きいと思います。
未経験業界に転職して成功だったか
転職は成功だと思っています。
今回の転職の他に1回別の転職を経験していますが、その際は転職紹介企業から
紹介いただいたもので、紹介いただいた仕事内容とあまりにも大きくかけ離れていたということもありました。
今回は自らの考えと意志の元転職をおこなったので、チャレンジ精神で頑張れています。圧倒的に、仕事の内容も成果に対しての考えも厳しい会社ですが、何より自分のためになっていると実感できているからです。
転職後に成功だと言い切れるのは、ほんとに良い転職をしたんだなって思います。今後の活躍を応援してます!
転職に使ったサービス
今回転職するにあたって、転職エージェントをメインにして活動をしていました。
何社も登録していたのですが、最終的に使っていたのは2社ですね。
DODAとパソナを使っていました。
まとめ
未経験で別業種へ転職すると、最初は苦労をすると思います。これは誰でも通る道ですね。
しかし苦労する中で充実感を得ることができるのもまた事実なので、未経験で転職することは勇気がいることですが、自分で進みたいと思う進路にいくことが一番の良い転職なのかもしれませんね。