【大学事務、専任職員へ中途入社】転職の動機や苦労した点、良かった点
おいっす。
メラモン(@meramoso)でっす。
今回も前回に引き続き、僕の周りにいる転職体験記事となっております。
私が転職ワールドで彷徨っていたときに「私立大学職員」へ転職が決まったと聞いたときは、めちゃくちゃ羨ましかったです!
巷では大学職員はホワイトだと言われていますよね!そこで今回は私立大学へ転職した理由、転職して良かったところ、転職して苦労したところを記事にしていきたいと思います!個人的にとても興味のある職業なので、別途具体的な仕事内容や選考についても記事にしていきたいと思います。
それではよろしくおねがいます!
前回は未経験で経営コンサルティングへ転職した記事を書いていますので、よかったら参考にしてください。
医療事務から私立大学専任職員(教育業界)へ転職した動機
医療業界(総合病院)の事務職から、教育業界(大学)の専任職員に転職した理由は、「安定した昇給」と「安定した将来」が期待できるからです。
まぁそうだよねw 少子化問題があるとしても大学は安定してそうですね。
総合病院事務職では、昇給がない年がほとんどで将来に対する不安を絶えずもっていましたので、いつか安定した昇給が見込まれる転職先で働けるチャンスがあれば、転職しようと考えていました。
仮に無職であれば生活もできないため、仕事があるだけでも嬉しい話ですが、このまま不安を抱えたまま働き続けると、無駄に歳だけとり、転職のチャンスが少なくなることだけは避けたいといった強い思いがあったことも動機の一つです。
僕は漠然と良い待遇の会社に行きたいっていう気持ちだけで転職して、失敗しました。。
同じ失敗をしないためにも、転職先の選別は慎重に行わなければいけません。妥協せずに、自分がこの職場で生きていくんだといったことを心の底から思えることが大切です。
転職先として選んだ教育業界(大学)は、安定した昇給はもちろん、離職率が非常に低く、定年までしっかり働きたいと思える職場であり、転職先としては理想的な職場といえます。
私立大学専任職員へ転職して苦労したところ
「ホワイトで、休みも多くて、定時に帰ることができる」という楽園みたいなイメージが強いので、実際に苦労したところがあるのかわからなかったので大変だったというところを中心に聞いてみました。
人間関係の構築
やっぱり人間関係の構築は、どのような転職にもついて回りますね
私立大学という職場は、他業種と比べると異質(独特)といえます。
大学には事務職員だけではなく、教員(教授、准教授など)が在籍しており、特に教員は個性的な性格の方が多いため、人間関係をきちんと構築できないと自分の仕事が円滑に進められなくなってしまいます。
同じ職場もはいえ、教員一人一人に研究室が存在し、それぞれ独立した個人商店の集まりのような職場環境です。
公務員と同じように、村社会のような環境ですね
これは大学特有ともいえるかもしれませんし、教員は研究することが仕事の一つであるからです。
そんな社会性や組織をあまり意識しない教員各自の性格や特徴を把握し、かつ信頼してもらえるように自分を売り込む必要があるため、かなりの時間と労力がかかり非常に苦労しました。
自分が納得できないことも、文句も言わず率先して仕事をしました。人間関係を構築することが大学では特に重要であるとはっきりわかったからです。
露骨なミスが許されない
文科省や市役所など、公的な機関に対する書類の提出業務が多数あるので、全く気を緩めることはできません。
もちろん、どのような業界やどのような職種であっても、ミスがOKといった仕事はありませんが、特に大学は書類一つで、メディアに取り上げられるなどの重大な問題に発展する機会も多いため、ミスは許されないといえます。
何度も何度も丁寧すぎるほど確認し、書類を作成する必要があるため、苦労しないことは無いと断言できます。
誰だってそうだと思いますが、重いプレッシャーがある中、何度も同じ書類を見返す作業は楽ではありません。
それだけ仕事に対する責任があるということです。
国への補助金申請や入試の合否結果など、書類1つミスすることで、大学の存続危機にも発展しかねない職場環境といえます。
一般的には楽な仕事だと思われがちな大学ですが、それだけ重い責任があるということは働いたことのある人しかわからないといえるかもしれません。
少しイメージが変わりました。 ただ、まだホワイトなんでしょという目で見ています。。。w
私立大学事務は意外と残業が多い
意外です!!!!
大学の事務職は、公務員のように定時でピタっと帰ることのできる職業とイメージされることが多々あります。
ただし、実態はそうではありません。(大学にもよると思います)
総合病院事務ではほとんど定時で帰宅できていましたので、私が余計に辛く感じてしまったかもしれません。
与えられた仕事内容によって繁忙期は異なりますが、その中でも特に、入学生が入ってくる四月や入試前は忙しくなります。
私自身もそれほど残業はないだろうと楽観視していたこともあり、いざ働いたときに驚きました。 同じ部署の1人は、毎日のように22時頃まで残業しないと、追いつかないような仕事内容で、疲れ切っている姿を何度も見ました。
現在の私自身も、そのような体験を何度もしているため、入社する前には考えていなかった過酷な残業が実在するということです。
本当に意外ですね。大学事務=ホワイトという考えを改めました
私立大学専任職員へ転職して良かったところ
大変だったところもあげてもらいましたので、今度は転職して正解だったな、良かったなという点もあげてもらいました。
大学職員を狙っている方は是非参考にしてください。
一般企業に比べて年間休日が多い
総合病院事務や一般企業と比べると、大学は年間休日が多い職場です。
やはりですね
入試やオープンキャンパスの土日祝の出勤を除けば、基本的には土日祝は休みが取れます。
もちろん土日祝に出勤した場合は、平日のどこかで振替休日を取れるため、安心して土日祝も働くことができます。
病院勤務では、土日祝の出勤なんて日常茶飯事で、通常出勤時は定時で帰宅できるものの、振替休日といった概念そのものが欠如していた職場でしたので、その環境と比べると、休みがきちんと取れる環境で働いていることに幸せを感じることができています。
転職して年収が上がった
はい、うらやましいです
総合病院勤務時代と比べると年収が100万円程度高くなったので、私生活も楽になりました。
公務員気質に近い業界であるため、年功序列の風土が私立大学には残っています。
そのため1年ごとに必ず昇給していますし、その分年収が上がることで、仕事に対するモチベーションも維持できるので、給与面に対しては言うことありません。
いくら好きな仕事であっても、年収に全く比例しないと転職を繰り返すことになるかもしれませんので、仕事内容と年収のバランスが重要といえます。
転職したことにより、年収が上がったうえに、仕事内容にも満足できているため、転職をして良かったと実感しています。
学生に携わることがやりがいに感じる
大学の顧客は、「学生」です。
一人でも多くの学生が、満足できる学生生活を送ってもらえるために、今の自分に何ができるか、何をすれば満足度が高くなるのかなどを常日頃から考えて仕事をしています。
僕が通っていた大学の教務課は、学生に対してひどい対応をする人が多かったので、うらやましいです
決してやらされている仕事ではなく、自発的にそう思いながら仕事をしているので、自然とやりがいにつながっているように感じます。
特に病院事務時代ではやりがいを導き出すことができていなかったため、大学職員は忙しいものの、充実した日々を過ごしています。
学生一人一人の笑顔や「ありがとう」の一言だけで、より一層頑張らないといけない、そこで満足してはいけないと向上心をもって仕事ができていますし、やりがいを感じています。
病院から大学へ転職して正解だった?
転職によって、私生活を含め人生が豊かになりましたので、私の転職は成功といえます。
成功って言いきれるのは、本当に成功なんだと思う
私自身も3回転職を繰り返しているため、転職活動の苦労は経験していますが、転職を繰り返すことは決して良いとは思いません。
転職活動をする前段階の準備期間こそが、ポイントになると実感しました。
ただやみくもに、自己分析もせず、転職活動をして運良く内定をもらえたとしても、それは本当に自分が描いていた転職先でしょうか。
結局は不平不満を覚えて、また転職先を探すといった悪循環になるかもしれません。
そうならないためにも、しっかりと自分と向き合い、自分が求めているものは何なのかなど、自問自答を繰り返すことで、初めて転職先に求める条件が出てくるはずです。
その上、転職活動は時間と労力を使います。
その限られた時間を有効的に活用するためにも、成功と胸を張れる転職先を、じっくり見極めることが大切といえるでしょう。
大学事務転職に使ったサービス
僕も一時期大学職員の求人を探していましたが、あんまりないですよね
私は転職サイトはリクナビNEXTを使っていました。
様々なサービスがある中で、一番大学の求人が多かったです。
転職エージェントはDODAを使っていました。
1回目の転職をした際にも使っていたのですが、今回も使い大学求人のみの使用をしていました。
そして最後に大学のホームページもくまなく見るようにしていました。この作業は手間かもしれませんが、少しでもチャンスがあるのであればという思いでひたすら採用情報をクリックしていました。
まとめ
ホワイトな職場のようで、うらやましさが倍になりました。
給与は大学によって環境は異なるようですが、休みが多いというのは共通して言えるのではないでしょうか。
具体的な選考内容、仕事内容について追って記事を書きます。